私たちがスマホでインスタを見たり、部屋で光回線でパソコンで動画を見たりする時に「通信」を行なっています。
そんな「通信」を支えているのが通信業界です。
通信業界の仕事とビジネスモデル
通信業界は大きく「携帯系」と「固定系」に分かれます。
「携帯系」というのはまさしくスマホのデータ通信のこと、「固定系」というのは家でWiFiを引く際などの固定通信のことを指します。
通信業界は大手3社が大きく占めている業界になります。
また新規参入として楽天モバイルが現れている状態、と理解しておけば問題ありません。
みなさんスマホを持って常に通信を行なっていますし、固定電話は少しずつ持っている家庭も少なくなって来たのでは無いでしょうか。
このようにサービスの形は異なりますが、高い需要がありますが、現在ある程度の飽和状態にある業界ということもできます。
楽天モバイルのような格安SIMなどの新規の会社も参入していますが、未だに赤字状態が続いています。
行なっている仕事の内容は、個人相手向けには、電話回線や携帯電話の販売による売り上げ、法人向けには、会社専用の回線の提供や、整備等を行なっています。
専用の知識を持っているエンジニアでは無い場合には、基本的には営業として上記のような仕事を行なっていく方が最初は多いと考えられます。
あとは営業に加えてお客様に接する部分だと、広報による広告であったり、お客様対応を行うカスタマーサポート等が存在します。
加えて高速通信等の実現に向けての新技術の開発も行なっています。
高速通信等、当たらな技術が出て来ている一方で、どう他の会社と差別化を行なっていくかも今後の大きなポイントになります。
通信業界の今後はどうなる
通信業界は差別化や、飽和化してきているスマホ業界でさらに利益を得るために、各社異なる展開をし始めています。
新しい研究を行い高速通信である「6G」の研究を進めたり、海外に事業を展開する、スマホと相性の良い決済システムに注力するなど、会社ごとに生き残りをかけて研究・事業展開を行なっています。
成熟したマーケットにおいて、どうお客様とのタッチポイントを多く持つことができるかが焦点となりそうです。
通信業界で考えられる業種
新卒で入る場合「営業」として働くか、「カスタマーサポート」として顧客対応をすることになることが多いです。
また技術方面の専門技術を勉強している方は専門職としての「エンジニア」になることも考えられます。
また留学生の場合には、企業にもよりますが海外展開を考えている企業であれば、海外展開における企画や現地での指導等の仕事につくこともできるかもしれません。
通信業界はこんな人が向いている
通信業界を考える場合には以下のような人が向いているでしょう。
- 技術への興味: 最新の技術動向に興味を持ち、新しい技術を学んでいける人
- 問題解決能力: 複雑な通信ネットワークの問題に対処し、効果的な解決策を見つて提案できる(法人の場合)
- コミュニケーション能力: チーム内外と円滑にコミュニケーションを図り、顧客や利害関係者との関係を築ける
また、営業として入る場合には、対人スキルや目標を持って頑張っていける能力が強く問われるでしょう。
業界として営業として入る場合にはノルマに追われることもありますが、基本的に大手であれあるほど安定して有給の消化率が高いです。
ただしやはり技術によって移り変わりが激しい業界なので、変化に対応できる能力は問われ続けることでしょう。
基本的には土日休みで働けますが、ショップに出向いたり、管理業務等で土日出ることになる職もあるでしょう。
自分から設定した目標に向かって、柔軟にその場その場で最適なアクションを取ることを楽しむことができるような働き方ができる人にぴったりかもしれません。