ボストンキャリアフォーラム(通称:ボスキャリ)は留学生や、バイリンガルの学生にとって貴重な就職の機会になります。
そんなボスキャリとは?について隅々まで解説していきましょう。
ボスキャリって何?簡単な概要を理解しよう
ボスキャリは、株式会社ディスコが主催している世界最大規模の留学生、バイリンガル向けの就職イベントです。
11月に世界中から日本語と英語の話せる学生がボストンに集まります。
金、土、日の3日間で行われるため、学生は前日の木曜日から前泊し、日曜日は昼間に終わるため、その日中に戻ることが主流です。
外資や日系の企業が200社ほど集まります。
各企業は英語を話せる人材や、海外経験のある柔軟で多様性に溢れた人材を探してボストンに集まります。
開催日 | 毎年11月 |
2024年予定 | 未定 |
参加企業 | 200社程度 |
公式サイト | webサイト |
ボスキャリは3日間で面接が終わるって本当?
ボスキャリは通常「金・土・日」の3日間で行われ、日本と同じスケジュールで就職活動ができない留学生であっても、短期間で内定をもらえるチャンスがあることで知られています。
その3日間で面接を繰り返し、その日中に内定が出ることも珍しくありません。
ただし、一つ注意しておきたいのがボスキャリには「ウォークイン」と呼ばれる当日履歴書を出して面接を行う方式と、「事前応募」でボスキャリの1ヶ月前から面接を行なって、当日に最終面接を行う2つの流れがあります。
ボスキャリでは事前応募で興味のある企業にしっかりと応募するのがポイント!
事前応募だけで面接を締め切ってしまう企業もあるため、注意を払ってCFNのサイトをチェックしましょう。
このサイトでも最新情報を提供していきます。
ボスキャリでは事前に7社以上に応募する人が半数を占めますが、その中での内定率はどの程度なのでしょうか。
CFNによると、内定をもらえた生徒は約半数いる状態になります。
事前応募をしっかりとする人が半数いることも考えると、しっかりと用意をしていく必要がありますね。
ただし、日本の就職イベントも考えるとボスキャリの内定率は高いと言えるでしょう。
半数と聞いて不安になった方、一緒に準備をしていきましょう!
また、ボスキャリ以外の就職方法も丁寧に解説していますので参考にしてください。
ボストンキャリアフォーラムでは、3日間で面接を終わらせる関係もあり、当日のディナーで懇親会を行うことで、より採用に繋げようとする活動があります。
規模は企業ごとに2名〜数名程度のディナーから、100名規模のレセプションも存在しています。
前日 | 15% |
1日目 | 58% |
2日目 | 59% |
3日目 | 20% |
そのためボスキャリでは「ディナーに誘われる=内定のチャンス」という裏ルールの様なものが存在しています。
私自身、学生としても、ボスキャリの採用側としてもどちらも経験していますが、当日相談をして気になった学生の候補の人に実際にディナーのお願いの連絡を入れることがありました。
人気の学生はディナーが被ることもあるため、調整が可能なのであれば事前に第一候補と、第二候補の面接日をズラす等、工夫をしてみましょう。
ボスキャリに応募できる学生は留学生だけ?
ボスキャリの対象者は留学生だけでなく、日本の大学に通う学生でも応募することができます。
公式サイトによると以下が条件になります。
日本語力、英語力共に少なくとも初級レベルで以下のどれかの条件を満たす人
- 日本国外の大学の学士又はそれ以上(修士、博士等)の学位をお持ちの方、又は取得予定の方
- 留学経験をお持ちの方で日本の大学の学士以上の学位をお持ち(取得予定)の方
- 留学経験をお持ちの職務経験者や海外での職務経験をお持ちの方
このため実際に日本からも数多くの学生が訪れているのを目にします。
私も実際にボスキャリで書類選考をしていましたが、日本の大学だから、と足切りを行ったことはありませんでした。(※企業によってはあるかもしれません)
日本の学生も、コンサルや広告、テレビなど日本だと競争率の高い有名企業も多数来ていて、ボスキャリだと有利に戦える、と考える学生も多いのではないでしょうか。
ボスキャリにはどんな企業がくるの?
それではボスキャリにはどんな企業がくるのでしょうか。
ボスキャリは開催日が決まると上記の検索から「ボストンキャリアフォーラム」が選択可能になります。
有名な外資系コンサルや金融、日系のゲーム会社やIT企業など、名前を見るだけでも有名な企業が多数訪れています。
企業も申し込み制のため、順次企業は追加されていきます。
毎年、4月から10月にかけて数社〜数十社が登録されていきます。
このサイトではボスキャリの最新情報を随時お届けするため、ぜひお気に入り登録して最新情報をチェックしてみてください。
ボスキャリってどんな雰囲気なの?
ボスキャリのシーズンになると、ボストンの街中はスーツの学生だらけになります。
ボストンの街は中心部は広いわけでは無いので、どこのホテルを取っても面接官や学生で溢れています。
ちょうどボストンは秋の紅葉が綺麗な季節ではありますが、会場につけば日本の就職イベントと同様スーツを着た学生で溢れています。
企業側は面接階と、ブースを設置する階に分かれて、ブース側では定期的に会社説明をしたり、ウォークインで当日の応募も受け入れています。
学生はそこを面接予定のある企業の説明会を聞いたり、履歴書を出す企業を探しています。
事前に興味のある会社を調べて、面接に臨むだけの人もいれば、どの企業に応募して良いか分からず、ひたすらに会社説明を聞く学生等で溢れています。
当日には、就職年度の学生と、前年に勉強のために見に来ている学生の両方がいますが、それぞれ本気度によってだいぶ過ごし方が異なっています。
2024年のボスキャリに向けて準備を進めよう
まだボスキャリの2024年の情報は解禁されていませんが、解禁され次第、企業の分析レポートや、最新情報をこのサイトでは取り上げています。
ボスキャリだけでなく、留学生の留学のサポートをトータルで行なっていきますので、ぜひお気に入り登録いただき、一緒に不安な就職活動を乗り越えていきましょう。