就職業界の中でも、人気のあるテレビや広告業界ですが、実際にはどういう働き方をしているか明確にイメージできている人はどれくらいいるでしょうか。
そこで今回はテレビ、出版、広告業界について説明していきます。
テレビ・出版・広告業界の仕事とビジネスモデル
テレビにはNHKのように「営利を目的としない」公共福祉のための公共放送と、企業にCMを販売する「民間放送」に大きく分けられます。
出版業界も同様に雑誌等で広告をつけることで利益を得たり、書籍の売り上げで売り上げを上げています。
広告代理店は、テレビ、新聞、雑誌、ラジオなどの媒体にお客様に合わせた広告の提案、広告枠の取次をすることで手数料を得ています。
またインターネットの登場以降にはインターネット広告等の掲載も始まってきています。
どうしても広告業界は既得権益が強いですが「電通・博報堂・ADK」などが多くを占めている業界になります。
インターネット広告では「サイバーエージェント」等の会社も出てきています。
通信業界の今後はどうなる
テレビ業界・広告業界ともに、インターネットの使用が伸び、テレビや雑誌、新聞等のメディアの使用率が減ってきているため、広告費が減少することで、広告の配信先が今後の注目になってきます。
各会社ともに、生き残るために別の分野への投資を始めています。
テレビ業界では不動産の投資を始めていたり、ゲーム事業への参入、広告業界では、ITコンサルティング等様々な分野への進出を始めています。
興味がある企業は詳しく調べて、今後どういう分野で生き残りをかけて勝負をしようとしているのかを詳しくみてみることをおすすめします。
テレビ・出版・広告業界で考えられる業種
テレビ業界では、「営業」「編成・制作」「技術」「アナウンサー」等の募集があります。
ただしキー局の募集は少ないため、テレビ業界で働きたい場合には、番組制作会社や芸能プロダクション等、好きな業界で関わることができる仕事もあるため、関連会社に入社することも考えられます。
出版業界では「編集・制作」「編集」「営業」などが存在します。
テレビ局と同様に、募集人数は少ないため、編集プロダクション等の関連会社に入社することも候補としては考えることができるでしょう。
広告業界は、グローバル化に伴い、新しい広告展開が求められています。
そこでグローバルに対応ができ、広告だけでなく幅広い提案をすることができる人材の募集が増えてくるでしょう。
「営業」や「企画」「マーケティング」などの職種での募集が多い状態になっています。
テレビ・出版・広告業界はこんな人が向いている
テレビや出版業界、広告業界共に、時代の移り変わりと共に、顧客のニーズを把握して適切な提案をしていくことができる人材が求められ続けています。
自分で考えて結果を出していくスキルが必要であるため、若手からもがっつり働きたい方にとっては周りの活力も働きやすい環境だと言えるでしょう。